日本の主権回復の表と裏

今日、4月28日は、第二次世界大戦で敗戦した日本が主権を回復しためでたい日だそうです。全く知りませんでした。(^ ^;

主権回復式典:「希望と決意を新たにする日に」安倍首相

毎日新聞 2013年04月28日 11時36分(最終更新 04月28日 14時14分)

 1952年4月28日にサンフランシスコ講和条約が発効してから61年目にあたる28日午前、政府主催の「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」が東京都千代田区の憲政記念館で開かれた。安倍晋三首相が式辞を述べたほか、衆参両院議長らがあいさつ。天皇、皇后両陛下も出席したが、お言葉はなかった。

 安倍首相は式辞で「本日を大切な節目とし、これまで私たちがたどった足跡に思いを致しながら、未来へ向かって希望と決意を新たにする日にしたい」と式典の意義を強調。その上で、条約発効後も奄美群島、小笠原諸島、沖縄が一時、米国の施政下に置かれたことを踏まえ、「沖縄が経てきた辛苦に深く思いを寄せる努力をすべきだ」と訴えた。

引用元: 主権回復式典:「希望と決意を新たにする日に」安倍首相 (毎日jp)

その主権回復を祝って、東京の憲政記念館で式典が催されたということですが、これについて沖縄では抗議行動が起きたそうです。

主権回復式典:沖縄で抗議集会「県民の心踏みにじるもの」

毎日新聞 2013年04月28日 12時44分(最終更新 04月28日 13時12分)

 政府が東京で開催した「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」に合わせて、沖縄県議会の野党・中立会派を中心に構成する実行委員会は28日、式典と同時刻の午前11時、沖縄県宜野湾市の海浜公園屋外劇場で式典への抗議集会を開いた。主催者発表によると、約1万人が参加した。「政府式典の開催は沖縄県民の心を踏みにじるものだ」と決議した。

 集会名は「4・28政府式典に抗議する『屈辱の日』沖縄大会」。1952年4月28日に発効したサンフランシスコ講和条約で日本は独立を果たした一方、条約発効で沖縄や奄美群島、小笠原諸島は日本から切り離されて米国統治が合法化された。72年5月15日の本土復帰後も過重な米軍基地負担や基地から派生する事件事故に苦しむ沖縄では、4月28日は「屈辱の日」とも呼ばれている。

 政府式典への沖縄の反発は強く、沖縄県議会は3月に開催に反対する抗議決議を可決。政府から式典に招かれた仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事は出席せず、高良倉吉(たから・くらよし)副知事を代理出席させた。【井本義親】

引用元: 主権回復式典:沖縄で抗議集会 (毎日jp)

日本が主権を回復したのはよいことなのに、それに対して抗議するというのは、一体どうしたことかと思いました。しかし、よく考えると、この4月28日は、立場が逆になるのです。

4月28日に主権を回復したのは日本の「本土」の方であり、一方、沖縄は4月28日に主権を失ってしまったのです。それがサンフランシスコ講和条約です。

切り捨てられてしまった屈辱の日を祝うなどと言うのは、沖縄としては、全く非常識な日だというわけです。沖縄の人にとって、本当に主権を回復した日というのは、沖縄が日本に返還された日です。あるいは、沖縄から米軍基地がなくなる日ということになるかもしれません。

[ 日本の主権回復の表と裏 ]未分類2013/04/28 15:15