エアコンの内部クリーン機能の使い方

今はエアコンの季節のまっただ中です。今までエアコンの内部クリーン機能というのは何だろうと思っていたのですが、今年から使い始めてみました。メーカーや機種によりその仕組みは若干異なりますが、いろいろ調べて実験してみたので、ここに書き記しておくことにしました。

なお、うちで使っているエアコンは、三菱重工のエアコンと三菱電機のエアコンです。同じ三菱グループですが、機能的にかなり違います。

内部クリーンの必要性とその仕組み

エアコンを使っていると、内部が湿って、そこに雑菌(ざっきん)やカビが生えやすくなります。雑菌やカビは湿ったところに繁殖しますので、乾燥させれば、雑菌やカビが増殖することはありません。

そこで、エアコンの内部クリーン機能を使うことで、エアコン内部を乾燥させます。これで雑菌やカビは発生しません。

エアコンの内部に雑菌やカビが繁殖することがあります
エアコンの内部に雑菌やカビが繁殖することがあります

問題は乾燥の仕方です。

1)単に送風を行い、室温の空気により乾燥させる。

2)暖めた空気を内部に送り込んで、乾燥させる。

3)1と2の組み合わせ。(最初、室温で送風を行い、その後、暖めた空気を内部に送り込む。)

たぶん安い機種は1です。3は高級機種です。2は見たことがありませんが、理論上あり得ます。うちの三菱重工のエアコンは、安いためか、1です。一方、うちの三菱電機のエアコンは、高級機種のためか、3です。三菱電機のエアコンでも安いものは、1です。

性能面ですが、1は乾燥に2時間ぐらいかかるようです。一方、3は40分ぐらいで乾燥が完了するようです。ただし、3の場合、室温が2℃~3℃上がりますので、室内にいるとちょっと不快です。

いずれの場合も、湿度が上がります。つまり、3だと、すぐ終わりますが、蒸し暑くなります。

内部クリーンが必要な場合

部屋によって、あるいは、家によって、雑菌やカビが繁殖しやすかったり、しにくかったりします。三菱電機お客さま相談センターに聞いてみたところ、こんなことを言われました。

お客さまには言えないことなのですが、お客さまのお部屋では雑菌やカビが生えやすいために、エアコンの内部が雑菌やカビだらけになって、悪臭を放つということがあります。(三菱電機お客さま相談センター)

部屋の中にカビが発生していて、部屋の空気中に大量にカビの胞子が浮いているという状況下なら、エアコンの中が湿っていれば、すぐにカビが生えそうですね。カビが生えると、中が黒ずみますので、よくわかります。

こういう部屋の場合、内部クリーン機能を使った方が良さそうです。

24時間連続運転の場合に内部クリーンが必要か

さて、問題は、エアコンを24時間連続運転させた場合、内部クリーン機能を使う必要があるかどうかです。三菱電機にこの点を尋ねてみました。

それによると、エアコンの内部は、運転中、湿ったり、乾いたりが繰り返されていて、24時間連続運転をさせている場合、時々、乾燥していることになるので、内部クリーン機能を使う必要はないということでした。

うちの場合、一部の部屋では、夏は日中40℃を超えるため、エアコンは24時間フル稼働しないと、中に置いてある物が変質したり、壊れたりしますので、フル稼働させるしかありません。この場合、内部クリーンは必要ないということになります。

24時間フル稼働はお金がかかりますが、人がいないときは、30℃や31℃に設定しておけば、ある程度、電気代を節約できます。たとえば、冷房の場合、一般に1℃設定温度を上げることで、10%ほど電気使用量を節約できると言われています。

私が自分で実験したところ20%も節約できましたが、条件次第でしょう。

いずれにせよ、24時間フル稼働する場合、内部クリーン機能は不要であり、設定温度を調整することで、節電しながら、連続運転させて、快適に暮らすことができると思います。

[ エアコンの内部クリーン機能の使い方 ]生活2020/08/25 14:19