米国における新型コロナウイルスの感染拡大が群を抜いています。すでに感染者が156万人に達しているようです。日本ではまだ16400人ほどなので、100倍ぐらいになります。もっとも、人口は3倍ぐらいあるので、密度的には30倍ぐらいですね。それでもすごいです。国により、どうしてこんなに大きな差が出るのか不思議と言えば、不思議ですが、そもそも、感染するようなことをやらなければ、病気というのは、感染しにくいものです。
もしかしたら、これは文化的な差が原因かもしれません。文化というと語弊があるかもしれません。個人的には、生物学的な差だと思います。具体的には、動きたがる人種とあまり動きたがらない人種の差ではないかと思います。
白人や黒人(色分けするとしかられるかも)は、動き回る習性が強く、それを抑制されるのは苦痛です。実際、5分でも動きを止めてもらうのは非常に難しいです。アンケートを採ろうとするとそれがよくわかります。
そのため、米国では部屋に閉じ込めておくのが罰になります。これを生物学的な習性の差と見るか、文化的な差と見るかは、意見が分かれるかもしれませんが、私は、個人的には生物学的な習性の差だと考えています。
一方、日本人は、動き回る習性があまり強くなく、じっとしていることは、白人や黒人よりも苦痛ではありません。日本人は仲間や家族と集まって、一緒に座っていることを好む傾向にあります。だから、一人だけ屋外に出されて、一緒にいることを禁止されると、非常に苦痛です。こういうのは、日本人にとって厳しい罰になります。
恐らく、感染の拡大がひどい国の国民は、多くの人が外に出まくっているのではないかという気がします。日本人は、本当に外出しないですよね。外は閑散としています。しかも、マスクを着用するのが最近の数年間の流行みたいになっているので、マスクを着用することに違和感がありません。
こうした違いが、感染の拡大の違いをもたらしているのではないかと思います。日本人は閉じこもりがちでよかったです。