政府の財政再建と日本の景気

今度の衆議院選挙はアベノミクスの成果が問われる選挙になりそうですが、アベノミクスについて、少し頭を冷やして考えた方がよいと思います。

まず、アベノミクスの本質は、消費税を増税し、それにより政府の財政を再建し、日本の景気を良くしようと目論見です。しかし、これには大きな落とし穴があることに気がつかないといけません。

政府の財政再建と日本の景気はほとんど関係のない問題なのです。全然関係がないとまでは言いませんが、北京の天気と東京の天気ぐらいに関係がありません。

政府の財政が再建されようと、破綻しようと、日本の景気自体には直接関係はありません。政府の財政問題は、あくまでも政府の財政上の問題であって、企業や一般家庭の財政問題である景気は全く別の話です。

消費税を上げるのは、政府の財政問題を解決する手段であって、景気を回復させる手段ではありません。消費税を上げれば、企業や一般家庭にとっては、出費が増えるわけで、景気を悪化させる要因にしかなりません。この辺のところをごっちゃにしてしまっていないのか、一度考える必要があると私は思います。

結局、アベノミクスでは景気がよくなることはありません。消費税増税でインフレが生じ、景気が回復するなどと言うのは、戯言に過ぎません。景気回復の唯一の方法は、税金などの出費を抑え、経済的なゆとりを作ることです。

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[ 政府の財政再建と日本の景気 ]社会2014/12/08 21:30